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治療薬としての水素、その臨床応用に向けて 著者/中尾篤典(ピッツバーグ大学医学部外科)

近年、水素分子(H2)が虚血再灌流障害をはじめとする種々の疾患モデルに対して有効であることが明らかになり、急速に水素の研究が進んできた。水素は気体として吸入させるだけでなく、水溶液として経口投与、静脈内投与、あるいは局所投与することによっても効果を発揮し、多方面で有効性が報告されている、本稿では,水素に関する最近の研究成果をまとめ、臨床応用への可能性を考察する。水素はシグナルガス分子としても脚光を浴びつつあり、酸化ストレスシグナルを抑制する可能性をも含めて今後のさらなる研究の発展が期待される。

メディカルガスという概念

狭心症治療薬であるニトログリセリンの分子作用機序については長期にわたり未解明であったが、1980年代になって、ガス分子である一酸化窒素(nitric oxide;NO)が血管内皮細胞由来の血管拡張因子の正体であり、それがグアニル酸シクラーゼを活性化することにより血管拡張を来すことが明らかになった。1998年のノーベル生理学·医学賞の対象となり、植物と同じように哺乳動物においてもガス分子が血管拡張や神経伝達、免疫反応のメディエーターとして働いているという発見は、生理学や薬理学の新たな発展に大いに貢献した。

http://www.jmedj.co.jp/article/detail.php?article_id=12808

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